ロシア


 聖書預言によると、世の終わりの年に一つの大きな戦争が起きます。その参戦国リストはこのようです。「神である主はこう仰せられる。メシェクとトバルの大首長であるゴグよ。今、わたしは、あなたに立ち向かう。わたしはあなたを引き回し、あなたのあごにかぎをかけ、あなたと、あなたの全軍勢を出陣させる。それはみな武装した馬や騎兵、大盾と盾を持ち、みな剣を取る大集団だ。ペルシャとクシュとプテも彼らとともにおり、みな盾とかぶとを着けている。」(エゼキエル38:3−5)。

これは新改訳聖書ですが、同じ御言葉が明治時代に書かれた文語訳聖書ではこうなりま     

す。

「主の言、我にのぞみて言ふ。人の子よ。ロシ、メセクおよびトバルの君たるマゴグの

地の王、ゴグになんじのかおをむけ、これにむかいて預言し、言ふべし。主かくいい

たまふ。ロシ、メセク、トバルの君ゴグよ。みよ、われなんじをばっせん。」

(エゼキエル38:2、3)。

比較するとメシェクとトバルの前に新改訳では削除された「ロシ」という国名が文語訳

にはあります。他の外国語の聖書で調べてもここに「ロシ」という国名が確かにあります。

むかし日本では古代ロシアのことを「ロシ」と呼ぶことがありました。終末戦争はロシア       がイスラエルに侵攻することから勃発します。そして「ロシ」の後に出て来る国名          「メセク」とはギリシャ語でモーシであり、これをロシア語にするとモスクワという言葉       の原語になります。              

このような感じで他の箇所も翻訳すると本文の意味はモスクワとウクライナの大首長なる       「ゴグ」とは旧ソ連いまのロシアになり、ロシアと共に出陣する同盟国はむかしの          「ペルシャ」なる今のイラン。「クシュ」なるエチオピア。「プテ」なるリビヤも参戦す       ることになります。                

ロシアの同盟国にこれらアラブ諸国が連なる理由は自称アブラハムを父祖とし イシュマ       エル直系の子孫でネブカデネザル王家出身のサダム(アラム語で破壊者の意味)                  フセイン大統領率いるイラク軍が四度の中東戦争、クウェート    侵攻に相次いで失敗し、      今はアメリカからの13年間の経済制裁と軍事攻撃ですっかり弱体化したため、イスラム       の結束を強めるために今後ロシアの軍事力が絶対必要とされ、アラブ諸国の標的イスラエ       ルというロシアとの共通した軍事目標をターゲットにやがて同盟関係を結ぶことになるか       らです。聖書の創世記の預言によるとすべてのアラブ民族の起源となったイシュマエルと

いう一人の男の子がユダヤ人アブラハムとエジプト人ハガルの間にみごもった際、          この子は御使いから「 あなたの子孫は、わたしが大いにふやすので、数えきれないほど       になる。」「彼は野生のろばのような人となり、その手は、すべての人に逆らい、すべて       の人の手も、彼に逆らう。彼はすべての兄弟に敵対して住もう。」                 (創世記16:10、12)と預言されましたが、事実、イシュマエルは成人後、12人       の後にアラブ12部族の祖となる子らをもうけ、「野生のろば」のように人には従順せず、      すべての兄弟に敵対して荒野で生活するようになり、彼ばかりか、同様にその数えきれな       い子孫アラブ民族もまた現代の国際社会の中で資本主義諸国との敵対関係に入り、地理的       にも野生のろばが住む荒野のような砂漠地域に定住している状況です。         

今までNYテロ首謀のラディンやフセインが国際指名手配を受けても大統領宮殿に直接爆       撃してもするりと難を逃れて容易に捕まらなかった現実もまた預言通り彼らがイシュマエ       ルの子孫なる「野生のろばのような人」である証拠であり、野生のろばは最後は捕獲され       ますが、その捕獲戦は広大で自然の厳しい荒野を知らない都会の人間にとって至難の業な       のです。さらに新約聖書の使徒の働き8:26では、執事ピリポに御使いが 

「立って南へ行き、エルサレムからガザに下る道に出なさい。

このガザは今、荒れ果てている。」と預言的なメッセージを与えましたが、ガザの町はピ       リポの時代だけでなく今もひどく荒廃している状況で そこに住むイシュマエルの子孫ア       ラブ人もイサクの子孫ユダヤ人という「兄弟に敵対して」住んでいます。ガザ地区にはパ       レスチナ解放機構と呼ばれるアラブ人による前線基地があるため過去に空爆ミサイルがし       ばし打ち込まれており、現在ガザ地区には100万人ものアラブ人難民キャンプもあり、       飢餓とテロの多い危険地帯と言われ、イスラエル軍による治安維持目的のアラブ人弾圧や       人権侵害が多数NGOから報告されています。

実はこのようなアラブ人とユダヤ人の民族紛争の歴史は繰り返し、今始まったことではな       く、もともと創世記にも預言されており、まずはアブラハムの本妻サラをみさげた妊婦        ハガルと復讐するサラという母親同士の争いから始まり、代々、父アブラハムの腹違いの       子ども兄イシュマエルと弟イサクの間にも見られた現象だったのです。同じアブラハムを       父として異なる産みの母を持つ2人はイシュマエルの方が14才くらい年上の兄でしたが、      兄は弟イサクが産まれた後、イサクをからかっていじめていました。

このことは父アブラハムを大いに悩ませましたが、今の時代もこの預言的な兄弟喧嘩の出       来事が兄アラブ人と弟ユダヤ人の間でスケールを大にして繰り返されており この戦いに       決着を付けようと軍事的に弱いアラブ諸国軍はやがてロシア軍と同盟して力を受けながら       宿敵ユダヤ人の聖地イスラエルに軍事侵攻することになるのです。

エゼキエル書によれば、アラブ諸国がロシアと同盟してイスラエルに軍事侵攻する終末戦       争勃発のその年こそ「終わりの年」であり、教会が空中再臨のイエス様の御許に携挙され       る時であると預言しています。

「多くの日が過ぎて、あなた(ロシア)は命令を受け、終わりの年に、一つの国(イスラエル)に侵入する。その国は剣の災害(AD70年のローマ軍による陥落)から立ち直り(1948年再建)、その民(ユダヤ人)は多くの国々の民の中から集められ、久しく(AD70年から1948年までの1878年間)廃墟であったイスラエルの山々に住んでいる。」(エゼキエル38:8)

今後もし、ロシアとアラブ諸国の連合軍がイスラエルに軍事侵攻する大戦争を私たちがテレビや新聞で1月に見たならば、その年が聖書の預言する「終わりの年」であるため、必ずその同じ年の12ヶ月間の間にイエス様の空中再臨があることが分かり、戦争がもし6月に起きたならば、残り6ヶ月間の内のいずれかに再臨があり、戦争が12月初めに起きたならば、確実にあと30日以内には再臨が起きると予測できます。しかし同じ年の内で先に空中再臨が起きてから次に戦争が起こるならば、再臨時期の予測は全く不可能です。

現在ロシア情勢は、1917年の革命以降、神様抜きで世界の模範的理想国家を築こうと共産党が教会の扉を閉じ、多くのクリスチャンを殉教させましたが、70年後彼らは完全に解体し、ソ連という国家自体、歴史の中から消滅してしまい、ロシアは国家経済再生のため国民生活全体が大変厳しい状態です。根強い汚職と賄賂構造、地方の貧困と失業率9%。しかし、極寒のロシア政府にもその手に握る唯一の切り札があります。かつてはアメリカと肩を並べたほどの軍事力とそのベースになる石油産業です。特に宇宙・航空関連産業を主力に軍事力が強大だった国家ですから、今後ロシア上空の雲行きは警戒が必要です。聖書にはその日、ロシアのジェット機が「あらしのように攻め上り」「地をおおう雲のように」(エゼキエル38:9、16)大編隊を組んで巨万の富を持つイスラエルを攻め上ることが預言されています。しかし、聖書はこの時もまたイスラエル軍の圧勝を預言しており、そればかりか攻め込んできたロシアとアラブ諸国軍の徹底壊滅をも詳細に預言しています。

  主は、エルサレムを攻めに来るすべての国々の民にこの災害を加えられる。彼らの肉をまだ足で立っているうちに腐らせる。彼らの目はまぶたの中で腐り、彼らの舌は口の中で腐る。」(ゼカリヤ書14:12)聖書にはその日、大地震が戦地エルサレムに起きることやロシア軍とアラブ諸国軍の間に大恐慌や分裂の同士討ちが起きることまで預言しており、この預言のメッセージをよく研究すると、その描写されたもう一つの意味にその日、国連が現在全世界的に使用禁止を呼びかけている中性子爆弾まで実用されることが分かります。中性子爆弾とは核爆発する際、中性子の放出する割合を大きく改造した核兵器であり、もしこれが使用されると建物は一切壊れずに、外部からの侵攻者である敵軍人だけがその場で即死する恐ろしい限定核兵器であり、その際、侵攻者たちは直立したまま瞬時に肉が腐り、目や舌のような器官だけが集中的に腐るという殺傷能力を持ち合わせており、イスラエル軍にとっては自分たちの街の建造物破壊は決して望まず、ただ侵攻してきた敵軍だけを除くためにまさに都合のよい科学兵器と言えます。私の啓示された預言によれば、このミサイルはイスラエルに動かされたアメリカから発射されていました。エゼキエル書39章では、その日、ゴグと呼ばれたロシア軍が瞬時に壊滅することが預言されていますが、同時にその時から7年間の患難時代が始まることも預言されています。「イスラエルの町々の住民は出て来て、武器、すなわち、盾と大盾、弓と矢、手槍と槍を燃やして焼き、七年間、それらで火を燃やす。彼らは野から木を取り、森からたきぎを集める必要はない。

彼らは武器で火を燃やすからだ。彼らは略奪された物を略奪し返し、かすめ奪われた物をかすめ奪う。神である主の御告げ。その日、わたしは、イスラエルのうちに、ゴグ(ロシア)のために墓場を設ける。」(エゼキエル書39:911)そして、この第三次世界大戦とも言うべき大きな戦争をきっかけにヨーロッパ10カ国同盟軍のリーダー反キリストがイスラエルとの間に中東7年和平条約を固く結び、敗戦したアラブ軍の岩のドームと呼ばれるイスラム神殿を聖地から徹底破壊してそこにユダヤ人の歴史的願いエルサレム第三神殿を資金援助して建築することになるでしょう。

こうして反キリストのイスラエルへの政治的干渉が始まり、3年半が過ぎるとサタンの本性が現われ、中東7年和平条約を破り捨て、エルサレム第三神殿内で自ら神であると宣言し、これに反発するユダヤ人クリスチャンを殉教させ、聖地を踏みにじり、7年間の患難時代の最後には中国まで参戦する凄惨なハルマゲドンの大戦争を引き起こすことになります。

その後、イエス様と聖徒たちの地上再臨に伴い平和な千年王国が始まりますが、千年の終わりにはサタンが再び解き放され、戦争のために不信者を招集することが預言されています。(黙示録20:8)しかし、その時、天から火が降って来てサタンとその従者を滅ぼし、ついに白い御座の審判が始まります。ペテロの手紙第二3:10では、やがて来る火の裁きについて「その日には、天は大きな響きをたてて消え失せ、天の万象は焼けてくずれ去り、地と地のいろいろなわざは焼き尽くされます。」と預言されていますが、ここで使われた「万象」という言葉は、ギリシャ語で物質の最小単位の原子を差しており、原子の陽子と中性子が分離する際の遊離熱、すなわち核兵器の大爆発による超高温の炎が太陽・月・星・地球などの天の万象を焼き尽くすのではないかと考えられます。事実、今、小さな地球にあるすべての核兵器を広島、長崎に落ちた原爆に換算すると100万発以上にもなり、原水爆核兵器を一度に炸裂させるならば、実に天の万象を五十回焼き尽くしても余りがある状況です。ある意味で地球は神様が滅ぼされるのではなく人間たちの手によって自ら滅ぼすことになり、地獄の炎もまた人間が作り出すと言って過言でないかも知れません。モーセがミデヤンの荒野で燃える芝を目撃した時、火は燃え続けているのに芝は依然、燃え尽きないという不思議な光景でしたが、かつてユダヤ人はこの聖書の御言葉をヒントに燃えても朽ちない酸素を消耗する一般的な火とは本質的に異なる、核融合の分離熱の炎という存在を明らかにして核兵器を発明したと言いますが、永遠に消えない一般的な火とは本質的に異なる核分裂の炎、実にこれこそ象徴的に地獄の永遠の炎の池の始まりとなる火種なのではないでしょうか。今後、もし激動する終末世界の中で近い将来ロシアと

アラブ諸国の同盟軍が軍事行動をイスラエルに向けて開始し、大空に雲のように数多い空軍ジェット機の大編隊を見たならば、その年こそ、教会なるクリスチャンが空中に待つイエス様のふところへ飛び込む世の終わりの年であることを知ることができます。聖書の預言は時が来れば必ず速やかに実現します。今度のアメリカのイラク攻撃においてロシアがイラクに対戦車ミサイルと衛星通信妨害装置を第三国経由で売却し、イラクがこれを戦闘に使用しているとアメリカの強い非難を受けていますが、確かにイシュマエルから広がったアラブ12部族であるイスラム文化圏とはロシアにとって軍事関連ビジネスと原油を枢軸に明るい未来を開くように思える巨大なドル箱的存在なのです。必ず近くなるロシアとアラブ諸国の国際政治関係、さらにこれらの国々のさらなる社会的激動や経済的行き詰まりなどは明らかな世界の終わりの前兆となるでしょう。