日本part1


「主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」(創12:1−3)

聖書には日本という国名では直接的言及をしていませんが、神様がアブラム(別名アブラハム)に「地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」と約束されたとき日本民族も例外なくアブラハムの子孫ユダヤ人の優れた指導の下、祝福されて導かれることを計画され、日本史上現実にこの預言を成就されました。建国当時に来日したユダヤ人が他のどの民族より特別賢く優れていたのではなくユダヤ人の起源アブラハム一人が過去に神様に徹底的に聞き従った結果、「あなたは多くの国民の父となる。」「あなたの子孫は、その敵の門を勝ち取るであろう。あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。あなたがわたしの声に聞き従ったからである。」(創17―4、22―17、18)という後々の子孫まで含む祝福と繁栄を神様が直接約束されたため、以後世界中どこででも確かにユダヤ人社会を中心に諸国が建て上げられてきたのです。繁栄の源は神様ご自身です。アブラハム同様に神様の声である聖書に聞き従って生きる人は今でもその子孫まで含む祝福と繁栄を神様から頂けます。神様の約束はいつも時代を超越しても徹底的に成就します。アブラハムの場合、その名前が「大いなるもの」「祝福」となることが約束されましたが、当人のアブラハムが有名人になったことだけでなく、面白いことに今の時代でも大英図書館で最も多くの人から研究され書かれた本はアブラハムについての本なのです。中東諸国の民族的起源研究を始めユダヤ教徒、イスラム教徒、キリスト教徒など皆アブラハムに関係しているからです。米国歴代大統領で最も有名な人気者アブラハム・リンカーンの名は世界的に知られており、世界一大きな原子力搭載の空母も米軍のアブラハム・リンカーンという名の船であり、NYウォール金融街で一番多く見かける最大級の車もアブラハムの名からきたリンカーンリムジンです。日本でも訳は違いますが、アマテラス(アブラハム)という名は歴史の教科書にも出てくる誰でも知る大いなる名です。これについては後ほど説明しますが、とにかく神様の約束はいつも徹底的で完璧なのです。

日本民族にイスラエルの失われた12部族の一つが含まれているという説があります。聖書と日本人のルーツを書き記した最古の本、古事記、日本書紀を照らし合わせると確かに日本人のルーツには王家にアブラハムの子孫ユダヤ人がたくさんいて、日本文明を先導していたことが分かってきます。聖書ではアブラハムに3人の妻がいました。有名なサラとハガルと無名なケトラです。そのうちサラだけが契約の本妻であり、その孫ヤコブからイスラエルの12部族となる12人の子を生み、現在のユダヤ人国家を立て上げています。今日、イスラエルの失われた12部族というとき、世界中に離散したこれらユダヤ人の子孫を差します。一方、契約外のエジプトの奴隷女ハガルの子イシュマエルからも12人の子が生まれ、そこから分かれ出て現在のアラブ諸国を立て上げています。そして、日本人の先祖となった無名なケトラ。彼女は6人の子をもうけますが、本妻ではないアブラハムのそばめであったため、悲しいことにその子らは父アブラハムの財産を一切相続できずに遥かかなたの東洋に遠ざけられてしまいました。

「アブラハムは、もうひとりの妻をめとった。その名はケトラといった。彼女は彼に、ジムラン、ヨクシャン、メダン、ミデヤン、イシュバク、シュアハを産んだ。ヨクシャンはシェバとデダンを産んだ。デダンの子孫はアシュル人とレトシム人とレウミム人であった。ミデヤンの子は、エファ、エフェル、エノク、アビダ、エルダアであって、これらはみな、ケトラの子孫であった。アブラハムは自分の全財産をイサクに与えた。しかしアブラハムのそばめたちの子らには、アブラハムは贈り物を与え、彼の生存中に、彼らを東のほう、東方の国にやって、自分の子イサクから遠ざけた。」(創世記25:1−6)(第一歴代誌1―32)

しかし、東洋に追放され環境が激変した彼らもまた依然父アブラハムの子たちであることに変わりはなく、「あなたは多くの国民の父となる。」「あなたの子孫は、その敵の門を勝ち取るであろう。あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。」という神様の絶対不変な契約に従って、捨てられ忘れられたようなこれら6人の子たちの子孫が後に東洋諸国でも実力ある王たちとなって原住民を支配して王政国家を独自に立て上げ、東洋文明の優れた基盤となる栄えを現わしていったのです。そのうちの一国家が日本文明の起こりでしょう。ここで系図をご覧ください。<系図1>聖書に記されたアブラハムとケトラの間にできた子孫すべての系図と712年に書かれた日本最古の書、古事記に出てくるアマテラスとその子孫すべての系図の比較となっていますが、見事に一致します。古事記とは、大和朝廷が出来たときすべての多民族の歴史を集めて一冊にまとめた本ですが、実は聖書を原典に日本流に極端にアレンジして書いた最初の日本語訳聖書だったのです!系図だけでなく当然、古事記の内容においても深く研究すると聖書同様のことが書かれていると気付くことでしょう。ただ大きな問題点はあまりにも古事記は極端な表現で変訳され、日本人固有の全く別な宗教を作り出してしまったことです。例をあげると創世記1章の天地創造を比較すると、聖書では「初めに神(父なる神様)が天と地を創造した。地は形がなく、何もなかった。やみが大いなる水の上にあり、神の霊(聖霊様)は水の上を動いていた。その時、神が「光よ。あれ。」(神のレイマのことば、光なるイエス様)と仰せられた。すると光ができた。」(創1:1−3)と、このように三位一体の神様を的確に表現し、宇宙形成初期段階における暗黒星雲と光の粒子の大爆発ビックバーン現象さえ文学的にも素晴らしく現わしていますが、これが古事記ではこうなります。「宇宙の初め、天も地も混沌として地上は形らしい形もなく水に浮かぶ脂か水中漂うクラゲのようだった。その時、三つの光が現われた。高天原(高い天上の聖なる世界)に成り出た神の名は天之御中主神(天地を主宰する神の意味)、次に高御産単日神(万物を生成する力を持った神の意味)、次に神産単日神(同じ力を持った神の意味)である。この三柱の創造神は、みな(配偶者を持たない単独の神として)御成になって、お姿を見せることはなかった。」(創世の神々1)

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